「関係ないなんて言うなよ。俺はこんなに……」
「…………」
熱い眼差しに見返されたほたるは次の言葉を待った。けれど、蒼一は黙って体を離した。
このまま気持ちをぶつけるのはズルイと思ったから。
ほたるは自分のことで精一杯のはずだ。恋愛とか付き合うとか、今は考えられないだろう。むしろ、負担になりかねない。
だから、今は。
「心配、だから。俺で良ければいつでも話を聞しくし、頼ってほしいと思ってる」
ほたるが余計なことでわずらわないよう“優しい先輩”を演じるしかない。
――なんて、綺麗事だよな。
フラれるかもしれないと思うと怖くて踏み出せないだけだ。
この関係を続けられるなら、告白は先延ばしにしたって構わないとさえ思ってしまう。
「…………」
熱い眼差しに見返されたほたるは次の言葉を待った。けれど、蒼一は黙って体を離した。
このまま気持ちをぶつけるのはズルイと思ったから。
ほたるは自分のことで精一杯のはずだ。恋愛とか付き合うとか、今は考えられないだろう。むしろ、負担になりかねない。
だから、今は。
「心配、だから。俺で良ければいつでも話を聞しくし、頼ってほしいと思ってる」
ほたるが余計なことでわずらわないよう“優しい先輩”を演じるしかない。
――なんて、綺麗事だよな。
フラれるかもしれないと思うと怖くて踏み出せないだけだ。
この関係を続けられるなら、告白は先延ばしにしたって構わないとさえ思ってしまう。


![スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.966/img/common/cover/objhp18janf9004.png)