2ヶ月ほど前の春休み、姉のまひるが交通事故に遭った。
その日の夜、『自転車で走行中に車と接触した』と、彼女のスマートフォンを通じて救急隊から連絡がきたのだ。
外傷は軽度だったものの頭を打ってしまい……今も意識が戻らない状態だ。
まひるの恋人である雅也とは毎日学校帰りに病院へお見舞いに行っている。
『ひとりで行くのは怖い』というほたるの希望から一緒に通いはじめて。面会時間が終了する午後8時までまひるのそばにいるのがふたりの日課になった。
お姉ちゃんは、どこに行こうとしてたんだろう?
あの日はまひるの第一志望大学の合格発表があった。雅也と通うことを約束していた公立大学だったけれど、不合格になってしまって。
「来年ふたりで合格できたら、雅也さんと同期生になれるね」
励まそうとして掛けた言葉は、逆に傷つけてしまったんだ。
私は、自分が高校に合格したことではしゃいでいたのかもしれない。
「ほたるは、雅也と一緒の高校で良かったね」
そう言い残して家を出たあと、あの事故が……
その日の夜、『自転車で走行中に車と接触した』と、彼女のスマートフォンを通じて救急隊から連絡がきたのだ。
外傷は軽度だったものの頭を打ってしまい……今も意識が戻らない状態だ。
まひるの恋人である雅也とは毎日学校帰りに病院へお見舞いに行っている。
『ひとりで行くのは怖い』というほたるの希望から一緒に通いはじめて。面会時間が終了する午後8時までまひるのそばにいるのがふたりの日課になった。
お姉ちゃんは、どこに行こうとしてたんだろう?
あの日はまひるの第一志望大学の合格発表があった。雅也と通うことを約束していた公立大学だったけれど、不合格になってしまって。
「来年ふたりで合格できたら、雅也さんと同期生になれるね」
励まそうとして掛けた言葉は、逆に傷つけてしまったんだ。
私は、自分が高校に合格したことではしゃいでいたのかもしれない。
「ほたるは、雅也と一緒の高校で良かったね」
そう言い残して家を出たあと、あの事故が……


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