いつも通りに家を出ても蒼一と出会うことはなかった。
3年生は選択科目があるから2限目からなのかもしれないし、今日は受けるテストがないのかもしれない。
避けられてるのかも……
そう考えて弱気になる。メールの返事はなく、電話をしてみても出てはくれなかったから。
もう手遅れなのかな?
やっと先輩の想いに気づけたのに。
鈍感な私に疲れて面倒になったのかもしれないと不安がよぎる。
もっと早く自覚してれば、こんなことにならなかった?
なんて、どうしようもないことを思うのはもう止めよう。
今度は、私が追いかける番だから。
雅也さんの言葉が、背中を押してくれたから。
貸してもらった服のお礼にチーズケーキを焼いた。それは喫茶店のレシピを元に作ったものだ。
今日渡せなかったら、また明日作ればいい。
そんな意気込みで学校へ行き、テストを受け終えるとロッカーから荷物を取り出して教室を出た。
蒼一の教室は廊下を渡った第2校舎にある。階を上がるごとに上級生が増え、ほたるは緊張して足が鈍った。
それでも、生徒に紛れてA組の教室をのぞく。
3年生は選択科目があるから2限目からなのかもしれないし、今日は受けるテストがないのかもしれない。
避けられてるのかも……
そう考えて弱気になる。メールの返事はなく、電話をしてみても出てはくれなかったから。
もう手遅れなのかな?
やっと先輩の想いに気づけたのに。
鈍感な私に疲れて面倒になったのかもしれないと不安がよぎる。
もっと早く自覚してれば、こんなことにならなかった?
なんて、どうしようもないことを思うのはもう止めよう。
今度は、私が追いかける番だから。
雅也さんの言葉が、背中を押してくれたから。
貸してもらった服のお礼にチーズケーキを焼いた。それは喫茶店のレシピを元に作ったものだ。
今日渡せなかったら、また明日作ればいい。
そんな意気込みで学校へ行き、テストを受け終えるとロッカーから荷物を取り出して教室を出た。
蒼一の教室は廊下を渡った第2校舎にある。階を上がるごとに上級生が増え、ほたるは緊張して足が鈍った。
それでも、生徒に紛れてA組の教室をのぞく。


![スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.966/img/common/cover/objhp18janf9004.png)