お姉ちゃんが目を覚ました!
誰かを呼ぼうとして立ち上がろうとしたとき、ピクリと体が揺れた。反射的に目を開けるとそこは見慣れた病室で。
すぐに、それが夢だったと悟る。
うそ……
やけにリアルだったせいで、喜びから落胆への差が激しくて熱い涙が頬を伝う。
『そんなに泣かないで。ほたるの笑った顔が見たいな』
夢に見た姉の言葉を思い出し、ほたるは涙を拭いた。
お姉ちゃんにそう言ってほしいって、心のどこかで思ってるのかな?
ほたるは、握っていたまひるの手をそっとベッドの上に戻した。
「雅也さん?」
顔を上げると、雅也の姿は見当たらなかった。けれど、机の上にはまだ彼の私物が置かれている。
よく見ると窓の外は夕焼け色に染められていた。まだ面会時間内だけれど、随分と眠ってしまったようだ。
いくらなんでも寝過ぎ……
雅也の前で盛大に寝てしまったことが恥ずかしくなり、ほたるはそそくさと帰る支度をして病室を出た。
誰かを呼ぼうとして立ち上がろうとしたとき、ピクリと体が揺れた。反射的に目を開けるとそこは見慣れた病室で。
すぐに、それが夢だったと悟る。
うそ……
やけにリアルだったせいで、喜びから落胆への差が激しくて熱い涙が頬を伝う。
『そんなに泣かないで。ほたるの笑った顔が見たいな』
夢に見た姉の言葉を思い出し、ほたるは涙を拭いた。
お姉ちゃんにそう言ってほしいって、心のどこかで思ってるのかな?
ほたるは、握っていたまひるの手をそっとベッドの上に戻した。
「雅也さん?」
顔を上げると、雅也の姿は見当たらなかった。けれど、机の上にはまだ彼の私物が置かれている。
よく見ると窓の外は夕焼け色に染められていた。まだ面会時間内だけれど、随分と眠ってしまったようだ。
いくらなんでも寝過ぎ……
雅也の前で盛大に寝てしまったことが恥ずかしくなり、ほたるはそそくさと帰る支度をして病室を出た。


![スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.966/img/common/cover/objhp18janf9004.png)