はだけたシャツに気づき、外れてしまったボタンをかけ直したほたるは深呼吸をした。
ちゃんと謝らなきゃ。
蒼一が消えた大きな窓に近づくと、風が吹き抜けて。ほたるはレースのカーテンへ潜り込んだ。
雨が降り注ぐ中、彼は芝生の上でシャワーを浴びているように見えた。
「先輩」
返事はない。
「……蒼一さん」
なんとか気を引こうと呼びかけると蒼一の肩がピクリと揺れた気がした。
「な、中に入ってください。風邪でも引いたら明日の試合が……」
「俺のことそんな弱い男だと思ってんの?」
「そんなこと思ってないです」
なげやりな言い方に、ほたるは芝生へ足を踏み入れて蒼一の背後に近づいた。靴下にじわじわと水が染みこんでいく感触を気にも留めずに。
「さっきはびっくりして、どうしていいかわからなくて」
嫌だったわけじゃない……そう言っても信じてもらえるかな?
蒼一の背中に額を押しつける。
ちゃんと謝らなきゃ。
蒼一が消えた大きな窓に近づくと、風が吹き抜けて。ほたるはレースのカーテンへ潜り込んだ。
雨が降り注ぐ中、彼は芝生の上でシャワーを浴びているように見えた。
「先輩」
返事はない。
「……蒼一さん」
なんとか気を引こうと呼びかけると蒼一の肩がピクリと揺れた気がした。
「な、中に入ってください。風邪でも引いたら明日の試合が……」
「俺のことそんな弱い男だと思ってんの?」
「そんなこと思ってないです」
なげやりな言い方に、ほたるは芝生へ足を踏み入れて蒼一の背後に近づいた。靴下にじわじわと水が染みこんでいく感触を気にも留めずに。
「さっきはびっくりして、どうしていいかわからなくて」
嫌だったわけじゃない……そう言っても信じてもらえるかな?
蒼一の背中に額を押しつける。


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