「全部できました!」
一通りこなせるようになったほたるが蒼一の方へ振り返る。
「あっ……」
至近距離に顔があってほたるは身をすくめた。
いつのまに、こんな近くに……
けれど、蒼一は動かないでじっとほたるの目を見つめている。
「せんぱい?」
蒼一は黙ったまま唇に微笑みを乗せた。あたかも言葉以外で何かを伝えようとしているように。
――いきなりこっち見るから、マジでビビった。
あんまり真剣に取り組んでいるから、ついつい近距離で見守ってしまった。
キスしたい、けど……今したら歯止めがきかなくなりそうだ。
顔には余裕を浮かべて、でも心中は葛藤だらけだ。
いつ唇がふれてもおかしくない距離なのに、蒼一はその気がないようで動かない。
一通りこなせるようになったほたるが蒼一の方へ振り返る。
「あっ……」
至近距離に顔があってほたるは身をすくめた。
いつのまに、こんな近くに……
けれど、蒼一は動かないでじっとほたるの目を見つめている。
「せんぱい?」
蒼一は黙ったまま唇に微笑みを乗せた。あたかも言葉以外で何かを伝えようとしているように。
――いきなりこっち見るから、マジでビビった。
あんまり真剣に取り組んでいるから、ついつい近距離で見守ってしまった。
キスしたい、けど……今したら歯止めがきかなくなりそうだ。
顔には余裕を浮かべて、でも心中は葛藤だらけだ。
いつ唇がふれてもおかしくない距離なのに、蒼一はその気がないようで動かない。


![スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.966/img/common/cover/objhp18janf9004.png)