「そんなことないよ!
でも、本当に大丈夫だから」
「ふーん・・・。
そうやって足かばって歩いてても?」
そう言われてみると、確かに歩き方が変だ。
慌てて、普通に歩こうとして失敗する私をみて、
君は黙って私を背負った。
「いいよ!!そんな!
悪いよ、なんか!」
「うるせー、黙ってろ」
口では、いろいろ言ってみるものの、
初めてのことで、ちょっとうれしかったりする。
心地よくなって、うとうとしかけていた私の耳に、
君の声が届く。
「お前、俺に何も言わないから心配なんだよ。
ちょっとは、甘えてくれよな」
「うん・・・」
私は眠りかけている頭で考えた。
なんだ、そう思っていたのか。
じゃあこれからは、背負ってもらったりしようかな。
君の背中は気持ちいいから。
でも、本当に大丈夫だから」
「ふーん・・・。
そうやって足かばって歩いてても?」
そう言われてみると、確かに歩き方が変だ。
慌てて、普通に歩こうとして失敗する私をみて、
君は黙って私を背負った。
「いいよ!!そんな!
悪いよ、なんか!」
「うるせー、黙ってろ」
口では、いろいろ言ってみるものの、
初めてのことで、ちょっとうれしかったりする。
心地よくなって、うとうとしかけていた私の耳に、
君の声が届く。
「お前、俺に何も言わないから心配なんだよ。
ちょっとは、甘えてくれよな」
「うん・・・」
私は眠りかけている頭で考えた。
なんだ、そう思っていたのか。
じゃあこれからは、背負ってもらったりしようかな。
君の背中は気持ちいいから。


