眠い…。
昨日の夜は全然眠れなくて遅刻ギリギリになってしまった。
うわ、あと5分だったじゃん。
教室に入ると、真っ先に明里が駆け寄ってきた。
「海那!?よかった〜。休みかと思った…。」
「ごめんね。ありがと。」
「あのさ、光と別れたってホント?」
「っ…」
そう聞かれると予想していたけど、目の前にすると言葉が出ない。
明里には聞きたいことがたくさんある。
嘘つかれないだろうか。
いろいろな不安が押し寄せてくる。
_キーンコーンカーンコーン
「あ、」
気まずいところでチャイムが鳴る。
チャイムめ、タイミング考えてよ。
「チャイムなったから。またあとで。」
「あ、うん。」
話を強制的に中断して、自分の席に戻る。
今日こそは!と授業に集中しようとしても、光の時のように、集中できなかった。
別れたはずなのに、私にはもう関係ないはずなのに、いつまでも、光と明里のことが頭から離れなかった。
・
「海那〜!お弁当食べよ!」
朝のことはなかったかのように明里が話しかけてくる。
「うん、行こう。」
気にしているのは私だけだったのかも知れない。
みんなにとっては悩むことではないのかな。
屋上に行って、日陰に座ると明里が話し始めた。
「あのさ、朝の話なんだけど。」
やっぱり、気になるのか。
「海那は光と」
「別れたよ。」
少しイライラしてしまって、食い込むような言い方になった。
だけど、こんなことまでされているんだからそれくらいいいだろうと気にしないことにした。
「何で別れちゃったの?光に教えてもらったけど、理由は言ってくれなくて…」
「自分の胸に手を当てれば心が教えてくれるんじゃない?」
「私が何も知らないって思わないでよ。」
どんどん黒い感情が出てくる。
明里をみると何も知らないというような顔をしていて余計に腹が立った。
「まだ、気づかないの?明里が光と浮気してるから別れたんだよ!?」
「いい加減にしてよ…!」
初めて友達に怒ったかもしれない。
「ごめん。海那。本当に、ごめん。」
「もう、いいよ。」
「ごめん、ありがとう。」
そこからはいつも通り、お弁当を食べ進めた。
自分とはもう関係のないこと。
もう、いいや。
そう思えたから、この時間は心地よく感じた。
「そろそろ行こっか。」
「そうだね。」
明里が声かけたころはもう少しで昼休みが終わる時間だった。
「あのさ、一つだけいいかな?」
「うん。」
「海那はもう、光のこと好きじゃないんだよね?」
「え、うん。」
予想もしてなかったことを聞かれてびっくりしてしまう。
あたりまえじゃん。
浮気したんだから。
だけど、心の隅にまだ諦めていない自分がいた。
「じゃあさ、私と光応援してくれないかな?海那って光と、仲いいじゃん?だから、私が緊張して話せないときに変わりに言ってもらってほしいというか…。まあ、とにかく私と光を応援してほしいってこと!」
最近別れたばっかなのに?
今すぐ協力してと?
あまりのことに言葉が出ない。
やりたくない。
嫌だ。
「うん、良いよ。だけど、これからも仲良くしてよね。」
思っていることと反対の言葉が口から出ていた。
私は嘘つきだな。
昨日の夜は全然眠れなくて遅刻ギリギリになってしまった。
うわ、あと5分だったじゃん。
教室に入ると、真っ先に明里が駆け寄ってきた。
「海那!?よかった〜。休みかと思った…。」
「ごめんね。ありがと。」
「あのさ、光と別れたってホント?」
「っ…」
そう聞かれると予想していたけど、目の前にすると言葉が出ない。
明里には聞きたいことがたくさんある。
嘘つかれないだろうか。
いろいろな不安が押し寄せてくる。
_キーンコーンカーンコーン
「あ、」
気まずいところでチャイムが鳴る。
チャイムめ、タイミング考えてよ。
「チャイムなったから。またあとで。」
「あ、うん。」
話を強制的に中断して、自分の席に戻る。
今日こそは!と授業に集中しようとしても、光の時のように、集中できなかった。
別れたはずなのに、私にはもう関係ないはずなのに、いつまでも、光と明里のことが頭から離れなかった。
・
「海那〜!お弁当食べよ!」
朝のことはなかったかのように明里が話しかけてくる。
「うん、行こう。」
気にしているのは私だけだったのかも知れない。
みんなにとっては悩むことではないのかな。
屋上に行って、日陰に座ると明里が話し始めた。
「あのさ、朝の話なんだけど。」
やっぱり、気になるのか。
「海那は光と」
「別れたよ。」
少しイライラしてしまって、食い込むような言い方になった。
だけど、こんなことまでされているんだからそれくらいいいだろうと気にしないことにした。
「何で別れちゃったの?光に教えてもらったけど、理由は言ってくれなくて…」
「自分の胸に手を当てれば心が教えてくれるんじゃない?」
「私が何も知らないって思わないでよ。」
どんどん黒い感情が出てくる。
明里をみると何も知らないというような顔をしていて余計に腹が立った。
「まだ、気づかないの?明里が光と浮気してるから別れたんだよ!?」
「いい加減にしてよ…!」
初めて友達に怒ったかもしれない。
「ごめん。海那。本当に、ごめん。」
「もう、いいよ。」
「ごめん、ありがとう。」
そこからはいつも通り、お弁当を食べ進めた。
自分とはもう関係のないこと。
もう、いいや。
そう思えたから、この時間は心地よく感じた。
「そろそろ行こっか。」
「そうだね。」
明里が声かけたころはもう少しで昼休みが終わる時間だった。
「あのさ、一つだけいいかな?」
「うん。」
「海那はもう、光のこと好きじゃないんだよね?」
「え、うん。」
予想もしてなかったことを聞かれてびっくりしてしまう。
あたりまえじゃん。
浮気したんだから。
だけど、心の隅にまだ諦めていない自分がいた。
「じゃあさ、私と光応援してくれないかな?海那って光と、仲いいじゃん?だから、私が緊張して話せないときに変わりに言ってもらってほしいというか…。まあ、とにかく私と光を応援してほしいってこと!」
最近別れたばっかなのに?
今すぐ協力してと?
あまりのことに言葉が出ない。
やりたくない。
嫌だ。
「うん、良いよ。だけど、これからも仲良くしてよね。」
思っていることと反対の言葉が口から出ていた。
私は嘘つきだな。



