『告白するまで、3・2・1』

「おい悠星、お前5組の実里と付き合ったってマジ?」

翌朝、学校の廊下で蓮に大声で問い詰められた。

「声デカいって!……まあ、一応そうだけど」

「マジかよ。あいつ、小6のときからお前のこと好きだったもんな。でも裕音はいいのか?」

「……裕音には、俺のことなんて関係ねーだろ」

強がって口にしたその瞬間、すぐ後ろの教室のドアが開いた。

ハッとして振り返ると、そこには3組から出てきたばかりの裕音が立っていた。

目が合う。

俺と蓮の会話が、完全に聞こえる距離だった。

心臓が嫌な音を立てて跳ね上がる。