懐かない猫の取扱説明書。



みんなそれぞれの席に戻るなか彼女はあくびをして頬杖をついて窓の外を見る。



開いた窓からの風で彼女の髪がゆらりと揺れる。

窓から差し込む光で彼女の輪郭が霞んで見える。

このまま消えてしまうんじゃないかと勝手に心配になる。



話したことなんてないのに。