真っ直ぐに君を想い・続

頬に手の甲を差し伸べて擦る。


「んん」


まだ眠っておきたいのかな?


お兄さんは帰ってきたのかな。


とにかく着替えないと…。


扉の向こうから声が響く。


「怜ーと横たわってたけど今起きたっぽい女!俺は仕事に行く!寝込みを襲う気サラサラないからさっさと服着替えて学校に行く準備しとけ」


「…はっはい!」


鼻を掠めた声が出た。風邪引いてないのにな。なんでだろう。