お姉ちゃんの提案でそのまま私は早退し、彗くんのお家へと向かった。
___彗くんは自分の話をしたがらない。
だから私は彗くんのことをほとんど知らないし、どんなお家なんかもわからない。
⋯⋯こんなに大きいなんて、思ってなかった⋯⋯。
___ピンポーン。
お姉ちゃんがインターホンを押して、数秒待った。
「榊森です。今お時間大丈夫ですか?」
『どうぞ〜』
インターホン越しに、明るくはずんだ声が聞こえてきた。きっと、この声は彗くんのお母さんの声だろう。
「あらっ、華琳ちゃんだけじゃなくて琳音ちゃんもいたのね! 暑いでしょうし、さあ、上がって上がって〜」
彗くんのお母さんは快くお家に上げてくれた。
「今日はどうしたの? 二人とも、まだ学校の時間じゃない?」
「早退したんです。⋯⋯噂を止めてくれたの、麗さんたちですよね」
お姉ちゃんの言葉を聞いた彗くんのお母さんは、微笑みながらも真剣な表情を浮かべた。
「そうね。確かにあの噂を止めたのはあたしよ。でも、止めてくれって頼んだのはね⋯⋯彗なのよ」
___彗くんは自分の話をしたがらない。
だから私は彗くんのことをほとんど知らないし、どんなお家なんかもわからない。
⋯⋯こんなに大きいなんて、思ってなかった⋯⋯。
___ピンポーン。
お姉ちゃんがインターホンを押して、数秒待った。
「榊森です。今お時間大丈夫ですか?」
『どうぞ〜』
インターホン越しに、明るくはずんだ声が聞こえてきた。きっと、この声は彗くんのお母さんの声だろう。
「あらっ、華琳ちゃんだけじゃなくて琳音ちゃんもいたのね! 暑いでしょうし、さあ、上がって上がって〜」
彗くんのお母さんは快くお家に上げてくれた。
「今日はどうしたの? 二人とも、まだ学校の時間じゃない?」
「早退したんです。⋯⋯噂を止めてくれたの、麗さんたちですよね」
お姉ちゃんの言葉を聞いた彗くんのお母さんは、微笑みながらも真剣な表情を浮かべた。
「そうね。確かにあの噂を止めたのはあたしよ。でも、止めてくれって頼んだのはね⋯⋯彗なのよ」



