私が通っていた小学校は小中高一貫校なんかではなかったから、小学校にお姉ちゃんがいることが不思議だった。
なにかあったのかな⋯⋯?
「ごめん⋯⋯ごめんね⋯⋯今まで、辛かったよね⋯⋯」
困惑の表情を浮かべている私とは反対に、お姉ちゃんは私を抱きしめながら涙を浮かべた。
「彗くんから聞いたよ! 琳音が、いじめられてるってこと⋯⋯」
「え⋯⋯? すい、くん?」
想像もしていなかった人の名前が出されて、私は驚きを隠せなかった。
じゃあ、まさか⋯⋯。
「噂のこと、気づけなくてごめん。彗くんが彗くんのお母さんとお父さんにお願いして、止めてもらったんだって。あたしたち、どうやって恩返ししたらいいんだろう⋯⋯っ」
本当に、彗くんが止めてくれたんだ⋯⋯。
なんで、彗くんのことじゃないのに、こんなにも真剣に考えてくれるの⋯⋯?
私はただの彗くんのお家の近くに住んでいるだけの人で、彗くんの友達でもなんでもないのに。
「今日、お礼言いに行こうね。今日は早退でいいわよ。先生にはもう言ってあるからね。そのまま彗くんの家、行きましょうか」
「⋯⋯うん」
なにかあったのかな⋯⋯?
「ごめん⋯⋯ごめんね⋯⋯今まで、辛かったよね⋯⋯」
困惑の表情を浮かべている私とは反対に、お姉ちゃんは私を抱きしめながら涙を浮かべた。
「彗くんから聞いたよ! 琳音が、いじめられてるってこと⋯⋯」
「え⋯⋯? すい、くん?」
想像もしていなかった人の名前が出されて、私は驚きを隠せなかった。
じゃあ、まさか⋯⋯。
「噂のこと、気づけなくてごめん。彗くんが彗くんのお母さんとお父さんにお願いして、止めてもらったんだって。あたしたち、どうやって恩返ししたらいいんだろう⋯⋯っ」
本当に、彗くんが止めてくれたんだ⋯⋯。
なんで、彗くんのことじゃないのに、こんなにも真剣に考えてくれるの⋯⋯?
私はただの彗くんのお家の近くに住んでいるだけの人で、彗くんの友達でもなんでもないのに。
「今日、お礼言いに行こうね。今日は早退でいいわよ。先生にはもう言ってあるからね。そのまま彗くんの家、行きましょうか」
「⋯⋯うん」



