碧くん、助けてください!③~またまたハプニング到来!?波乱の夏休み編突入!~

「⋯⋯俺は、知ってるから。琳音の家が、悪いことなんかしてないこと。あの真っ白い人間が、悪いことに手を染めるわけがないだろ」



彗くんにとってはこの言葉は軽はずみで言ったのかもしれない。

でもね、彗くん⋯⋯その言葉が、私を救ってくれたんだよ。光をくれたんだよ。

それがきっかけなのかはわからないけど⋯⋯その日から、きっと私は彗くんのことが好きになっちゃったのだと思う。



次の日から、私を見る目が少しだけ変わった。

噂はピタリと止み、いじめられることもなくなった。

心当たりといえば、彗くんに話したことくらい。

もしかして、彗くんが止めてくれたの⋯⋯? だけど、小学生にもできることとできないことの区別くらいはつく。

こんな大きな噂を止めることなんて、彗くん一人じゃ止められない。

⋯⋯きっと、神様が止めてくれたんだよ、ね⋯⋯?

そう信じながら、私は学校生活を送った。

だけど、その考えはすぐに砕け散ることになる。



「___琳音!」

「お姉ちゃん⋯⋯っ!? なんでここにいるの!?」



高校生のお姉ちゃんが、私の小学校にやってきた。