碧くん、助けてください!③~またまたハプニング到来!?波乱の夏休み編突入!~

でも、お母さんが雪の中で舞う神楽を見ることも、お父さんが神様のお告げをすることも、お姉ちゃんが笑顔でみんなの願い事を叶えるお手伝いをすることも、とても誇らしいことだった。

⋯⋯だから、私がみんなから避けられることさえ我慢すれば、何もかもがうまくいくと思っていた。



『榊森さんのお家には近づいちゃダメよ。あそこにはお化けや怖いものがたくさんいるんだから』

『お祓いしてもらえることは嬉しいけど⋯⋯なんだか神様と近いってだけで調子乗ってそうよね。自分たちが神様かなにかだと思っているのかしら』

『りんねちゃんには近づいちゃダメって、ママからいわれたのー』



こんなにも素晴らしいことなのに。

調子になんて乗ってないのに。

何も悪いことはしていないのに⋯⋯。

人間という生き物は、”普通”からかけ離れたものを突き放す習性でもあるのだろうか。

少なくとも、私はそうだと思う。実際に突き放されてきたのだから。