夏のせいにして



あれから3日経った

学校で見かけただけで話してない

お隣さんなのにね



瞳といつもの放課後お喋りタイム


あの日からあの陸斗の見たことない顔が
頭に浮かんでは消す毎日


瞳の話も耳に入ってこない


『ねー、陽聞いてる?』


ポテトを私の方に向けながら
くちびるを尖らせる瞳


「ごめんごめん、なんだっけ?」


『だーかーらー夏祭り!行こうよ!』


なんてこった


「あー、夏祭りね、夏祭りかぁ」


『なに?もう先約ありだったりする?』


さすが、鋭い


言うべきか、、


瞳に嘘つくのも違うよね



「実はさ、、、」


私はそこでこのまえのことを打ち明けた


『えー!!!!!!!なんで早く言ってくれなかったの!!』


「なんかあんま現実味なくて」


ほんとにそうだ


ずっと理解できてない感じ


瞳は興奮して1人で盛りあがっている