正直、寝られかった。
ほぼ、太陽のことを考えてて…メンタルがボロボロ。
自分でボロボロだと思えるからまだマシな方かもしれないけど、太陽は気づいていなそうだから重症。
朝方、起きたきた梨華に引っ越しの事を伝えた。
「え、彼氏と会う約束だったのに」
『太陽が…』
と、言うと「仕方ない」と言ってくれた。
ありがとう、梨華。
彼氏と一緒にお願いしますと言うと笑っていた。
今度、何か奢ってあげよう。
私は、朝からメイクをして病院に行く準備をしたけど…鏡を見るたびに嫌になって行く。
顔は浮腫んでるし…目は真っ赤。
ほぼ寝ていないから、コンディションが悪すぎた。
でも、行くしかない。
『なんかあったら電話して』
梨華は「らじゃ!」と言って笑っていた。
笑うことが、こんなに簡単なことなのに…太陽を見ていると簡単には思えない。
笑っていた梨華を見てそう思った。
あんなに、よく笑っていた太陽が…心の底から笑ってる姿が見たい。
私は病院に向かった。

