男女に友情は存在しない。






『ただいま』

「おかえり、お疲れ様」





そう言って、ママはお茶を出してくれた。





なんか、気を張っていたせいか…泣けてくるんだけど。




ママの前だからかな、安心したのかな。

太陽のことを考えたら、更に涙が溢れて来て笑った。






もう、最近メンタルがやられすぎてる。

完全に太陽のせい。







「無理しすぎないで」

『ここ最近、太陽が辛そう。何かあったのかな』





そういうとママは私の背中をさすりながら言った。






「太陽ママが、パパが亡くなってから太陽が荒れ始めて我慢が限界で昨日喧嘩しちゃったみたい。」

『ママも失ったら死んじゃうよ』

「ママもそう思うわ。でも、太陽ママは大切に思ってる。それは太陽にもわかってほしい。」

『明日、話してみる。引越し、梨華に頼んでいいかな』

「ママも行けるよ。梨華にも伝えとく」





協力してくれる心強い家族で良かった。





引っ越しは任せて、私は太陽のところへ行こう。

今は、引越しよりも太陽を支えたい気持ちが大きかった。