男女に友情は存在しない。





待合室にいたら「松永さん?」と名前を呼んでる看護婦さん。




太陽がどっか行ったのかな。



なんて、

思っていたら「いらっしゃった」と言って私を見た。





え?私?

結婚した記憶もないし、兄妹でもないんだけど…




そう思っていたけど…看護婦さんは話し始めた。






「入院の手続きなんだけど…」




と、入院の手続きみたいな話をしてくれたけど…明日は日曜日だから退院手続きができないみたいで早くて月曜日だって。




明日は面会のみ。

今も、入院手続きしたら帰らなきゃ行けないらしい。





明日というか、今日というか、数時間後に引っ越しがあるけど、どうしよう。





とりあえず、今悩んでも仕方ないから…

私は、太陽のところに向かった。






『入院のこと、聞いた?』

「うん」





太陽は、それしか言わなかったから私もそれ以上は何も言わなかった。





看護師さんに言われるがまま案内されて病室にきた。






4人部屋なのかな。

けど…太陽と、もう1人しかいないっぽかった。





隣の人はいびきをかいていた。






部屋に送った後は、長居出来る雰囲気もなくて…帰るしかなかったから『また明日来る』と言った。






そしたら、「わかった」と言った太陽。




てっきり、「来なくていい」と言われると思ってたからびっくりした。







帰りもタクシーで帰宅。



太陽の家に帰ろうとしていたけど…私のママから「家に帰って来ていいよ」とLINEが来たから途中でタクシーのおじちゃんに行き先を変えてもらった。