また寝て、終点に行ったら笑い事にならないから意地でも起きていた。
とりあえず、忘れないうちに太陽にLINE。
『ホテル代、割り勘するからいくら教えて』
けど、なかなか返信は来なかった。
多分、私が電車に乗ったくらいに太陽は地元に着いたくらいかな。
そんな想像はしたけど…それ以上は考えてなかった。
それよりも、
寂しい背中とか、最後の太陽の表情が忘れられない。
太陽からしたらお節介かもしれないけど…いなくなっちゃいそうで怖かった。
親が亡くなるってどんな感じなんだろう。
想像するだけで、涙が溢れてくる。
それだけでも辛いのに、自分の海外で仕事をするという夢を捨てて…好きなことも奪われて、そりゃ煙草を吸ってなきゃやっていけないよね。
流石に電車では泣かないけど…泣く寸前だった。
何も考えずに『なんか辛いことあったら、言ってね』って言ってたけど今更、無責任だなと思った。
言えるわけないよね。
所詮、友達。
例え、どんなに理解してくれてる友達でも…
だから、強がるしかないっていう悪循環になってのかもしれない。

