男女に友情は存在しない。







部屋に着いて、さっそくベッドに飛び込んだ。




もう既に寝そうなんだけど…





太陽の家に遊びに行った時に太陽のベッドに横になったことはあるけど…同じベッドに寝るのは初だった。






けど、疲れと眠気と、靴擦れのせいで…

同じベッドに太陽がいるけど、気にならなかった。






お互いのことが気になったところで、「どうぞ」と譲るタイプではないし…





多分、その前に気にしていないはず。






ウトウトしていると「煙草吸ってくる」と、言って部屋を後にした太陽。

1人になった寂しさとかは全然なくて…むしろ、眠気が襲っていくばかりだった。







太陽が帰ってくる記憶はなかった。

おそらく、その前に寝落ちしたらしい。





自覚は全くなかった。






「父ちゃん?父ちゃん?」




え?誰かなんか言った?

でも、部屋には太陽しかいないし…太陽の寝言かしら?





今は何時だろう。




部屋はまだ真っ暗で、カーテンの隙間から見える窓の外もまだ真っ暗だった。




スマホを確認したら、5:15と表示されていた。

うん、まだまだ寝られる。







部屋が真っ暗だったから見えずらかったけど…太陽は私の方に体を向けて寝ているようだった。






私の空耳だったのかな。