また会いに行こう。
今は会いに行くしか方法が見つからなくて…
私が頑固なこと知ってるでしょ?
覚悟しときなさい、太陽。なんて思っていた。
夜に『家にいる?』と、LINEをすると「いない」と返信がきた。
まだ返信が来るだけマシだと思った私は重症かも。
私は負けじと、次の日も太陽の家に行った。
今日は、陽翔くんが出迎えてくれて…『太陽いる?』と聞くと「部屋にいるよ」と教えてくれた。
太陽とは大違いで、素直で助かる。
『お邪魔します』と言うとスリッパを用意してくれた。
可愛すぎる。
私もこんな素直な弟が欲しかった。
陽翔くんはリビングに消えていき、私は太陽の部屋に向かった。
昨日、帰ってきたのが遅かったみたいで爆睡中です。
太陽の部屋はタバコ臭い。
ずっといたら、頭が痛くなりそうだった。
スーツケースも転がってて、アメリカから送られてきたであろう箱も4箱ほどあった。
恐らく、アメリカ帰ってきてからこの生活ってこと。
「しつこいな、お前」
『うん、太陽が1番知ってるでしょ』
「何?」
『私が太陽と会わなくなった理由って沙良に聞いた?』
「うん」
『どう思った?』
「いつものやつって思った」
『確かに』
「何回目だよ、まじで」
『私は彼氏を選んで、半年間沙良とも会わなかったの』
と、話を始めると…太陽は目をこすりながら怠そうに聞いていた。

