男女に友情は存在しない。







タイミングよく実家方向の電車が来たから乗車。





まぁまぁ混んでいたけど…手すりを掴んで立つことはできたから良かった。




電車の中では、スマホを触っていた太陽。



たまたま太陽の目の前の人が降りたタイミングで、太陽が座ってそのまま腕を組んで寝てしまった。




レディーファーストの言葉はないんか。





しかも、自分の駅になったら自然と目を覚ますというこの悔しい感じ。





何とも言えない感じが更にイライラを増していった。

「じゃな」と言って降りた太陽。





私も降りるって!

話そうと思って一緒に帰ってきたのに寝る馬鹿がどこにいるの?





「何?」

『何?って酷いね』

「降りる駅間違えた?」

『太陽と話そうと思って帰ってきたのに寝たから』

「何話すの?楽しかったねって?」

『日向ちゃんたち元気?』

「知らん」

『今どこで働いてるの?』

「東京」

『仕事楽しい?』

「知らん」




『ね!馬鹿なの?』と、イライラしすぎて罵倒した。





何なの、この人。

私をイラつかせて何がしたいわけ?帰って欲しいわけ?




何だか、言いたそうな太陽だけど…なんだかんだ改札口を出て、太陽の家に向かって歩いていた。