正直、美咲のことがきっかけで太陽と更に良くなった気がする。
美咲に嫉妬されるのが怖くて、私は太陽と距離を取ろうとしていたけど…それを逆手にとってか…距離を縮めてくる太陽。
帰り道『ねぇやめて』と怒ったけど逆効果です。
効き目はゼロだった。
こいつは完全に面白がってます。
お弁当とか食べる時は隣に座ってくるし、椅子が足りないと同じ椅子に座ってきたり…ちょっかいを出してくるのも太陽。
そんな私たちを見て沙良は「付き合ってるの?」と言ってきた。
「付き合ってるわけないじゃん。無理なんだけど…」
『太陽と付き合うなんて死んでも嫌なんだけど』
と、
吐き気が起きるくらいの案件だった。
太陽と付き合うなんて、生まれ変わってもあり得ない。
生まれ変わっても友達なら百歩譲っていいかな。笑
1番近くにいる沙良に間違えられるくらいの距離感だったから、太陽と付き合ってた女の子にいつの間にか嫉妬されてたらしい。
「お前が嫌だって」
『消えた方がいい?』
「そうだね、イケソウ?」
『太陽が消えたら考えてもいいよ』
「なんか、女ってほんとわからない」
と、
肘をついてダルそうにしてそう放った太陽。
帰り道にファミレスに誘われて、私たちが常連並みに来ているところに今日もきた。
別に珍しくない。
私に彼氏がいても、普通に誘うし…太陽も誘ってくる。
意外と心地が良くて、でも距離感が恋人に見られがちだから…それがめんどくさくて結局2人でご飯に行くっていう選択に行き着く。
「これがバレたらめっちゃ怒られるだろうな」
『バレたら怖いじゃん』
「俺ら、付き合ってみるか?」
『無理!きもい』
「俺だって無理なんだけど…」
『好きにならないでね』
「お前こそな」

