男女に友情は存在しない。






次の日




起きたら太陽はいなかったけど、平凡な日の始まった。





カーテンを開けて、光が入ってくる。





そんな当たり前なことだけど…仕事に精一杯で知らなかったこともある。






この時間はこのテレビがやってるんだ。とか、

この家はこんなに光が入るお家だったんだね。とか、





歯磨きして、顔を洗って…洗濯して。





太陽の洋服を干して、太陽が朝飲んだであろうコップを洗ったり…そんな主婦みたいな生活が幸せだった。





いつか飽きる時が来るのかな。



太陽、なんでコップ置きっぱなしなの?とか、喧嘩腰になってしまう日が来るんだろうな。





思い出したくはないけど、新くんのとかもそうだった。




最初は許せるけど、関係が長くなれば長くなるほどイラつくことが増えた気がする。





日中は暇だったから、のんびり新居探しをしていた。

今のこの家よりは広い方がいいかな。







ここよりは実家寄りで探すと家賃的にも落ち着くから、まぁまぁ広い家に住めそうで夢ばっかりが広がる。





楽しみだな。

沙良とか、海、友樹が来ても窮屈じゃない家がいいな。





それに、たまに太陽ママが休めるように朝日ちゃん達が泊まりにきてもいいし。





最高かも。

というわけで、帰ってきた太陽にプレゼンをした。






「そこ、いいかも」

『予約して、見に行こう』





5個のうち、2つ気に入ってくれてさっそく予約して今週見に行くことにした。





どちらも、太陽の実家から電車で20分くらい。





太陽の会社から1時間かからないくらいだし、私もそこの周辺で仕事を探そうかなと思っているところ。






来月いっぱいは有給扱いだから、事実再来月からニートになるっていうわけ。





特に急いではない。

自分のペースで探して、のんびり働きたいな何て思う。






自分が働いてる時は自分も必死だったからわからなかったけど…毎日、太陽の疲労具合もひしひしと感じて…やっぱり金曜日は辛そうだった。





働かないって視野が広くなる。

お金は無くなるけど、結構自分的にはいい感じだった。







次の日が休みだと謎にテンションが上がるみたいでご飯を食べた後は元気そうで安心した。





久しぶりに、

これでもかっていうくらい構ってくれて幸せだった。







「生き返るわ」







太陽の好き放題にされて、めちゃくちゃにされたけど…求めてる自分もいて最高すぎた。




久しぶりっていうのもあったけど。

いつもだけど、終わった後かっこよく見えるこの感じ。






なんだろう。

いつも以上にキラキラしてて、更に好きになっている。






「一緒に乾杯しよう」と、珍しく誘ってくれてパンツを履きながら冷蔵庫に取りに行ってくれた。





太陽がいなくなると急に寒くなる。

布団にくるまりながら、ベッドに座って乾杯した。





「『かんぱい』」





太陽はアル中で病院に運ばれてから、飲む機会が減ったみたいだけど…私からしたら飲んでると思う。

最近は、ほぼ飲まないから、太陽と乾杯するのは久しぶりで新鮮だった。