男女に友情は存在しない。





その後、私は疲れすぎて太陽より一足先にお風呂に入っていつの間にか寝てしまった。




次の日



起きたら、太陽は起きていた。

隣で静かにスマホを触っていたみたいだった。




『おはよう』

「すげぇ寝たな」

『寝た』と、背伸びをしていたら胸を掴まれた。






掴まれるくらいならいいけど、揉まれておかげで目が覚めてしまった。




二度寝する予定はなかったけど、朝から激しめ。





『朝から元気だね』





太陽の胸にすりすりしていたら抱きしめてくれた。





朝から幸せだな。





なんだかんだ、イチャイチャしていたら突然沙良から電話がきて出た。





『どうした?』

「太陽と一緒?」






沙良と電話してる間に太陽は煙草を吸いに行った。




相変わらず自由な男。

少し太陽のことが気になりつつ、沙良と話を続けた。





『うん』

「今日、海と友樹と会うんだけど来ない?」

『行く!詳細、あとで送って』

「了解、梨紗は体調どう?」





と、言われたから昨日の事を話したら驚くことなく「太陽らしいね」と言っていた沙良。





この人の性格を知ってるからだろうなって感じ?




新くんが太陽と同じタイプなら、殴り合いになっていただろうなと思うから、ある意味新くんが新くんで良かったのかも。



関わって欲しくないのが一番だけど…





『でも、会ってほしくなかったから』

「太陽が見逃さないでしょ」

『心強いけど』

「大事にされてるじゃん」




周りから見てもやっぱりそう見えるんだね。



大事にしてくれてありがとう。

私も太陽に負けないくらい大事にしたいって思う。





太陽がタバコ休憩から帰って来る前に沙良との電話を切って、太陽が帰ってきて早々に『みんなでご飯食べよって』と報告した。






そしたら、「行ってらっしゃい」と急な他人事の太陽。



は?

この人に一緒に行くっていう選択肢はないの?





私は思わず『何言ってんの?』と言ってしまった。