「梨紗のこと、幸せにしてね。もちろん太陽も幸せになって欲しいけど…」
「俺が補足みたいになってるけど、大丈夫そう?」
「梨紗のことを幸せにしてから太陽は二の次!」
『ありがとう、沙良』
その気持ちだけで嬉しい。
けど、私が幸せだと感じるくらい太陽も幸せにしたいという想いがある。
だって、十分辛い思いしてるから…
むしろ、私より人生経験を重ねてるから私より幸せにならなきゃいけない人。
私が幸せにする。
太陽が「もういい」って思うくらい愛を送るんだから…
期待しててね。
3人で話していたら、完全に時間を忘れてて…気づいたら終電がない時間だった。
私は迷わず言った。
『泊まれば?布団は、ないけど…』
「まじ?今すぐ寝れるんだけど…」と言った沙良はその場で横になって急に動かなくなった。
『寝た?』
「ただの酔っ払いなんだけど」
『太陽みたいじゃん』
「俺、こんな感じ?」
「漏れそう。トイレどこ?」
そう言って、急に起きたからびっくりした。
気を抜いて、2人の世界に入らなくて良かった。
私の代わりにトイレを案内してくれた太陽。
めっちゃ友達思いじゃん。
そんな、太陽も好きです。
多分、今はどんな姿を見て好きでいられる自信がある。

