男女に友情は存在しない。







「梨紗のお陰で丸くなったと思うわ」

『そう?まだ1週間だけど…』

「この3ヶ月、戦ってきたかいがあるんじゃない?」

『それだったらいいけど…』






そう思ってくれるなら嬉しいな。




太陽が煙草休憩から帰ってくると「おかえり」と言って、床をポンポンと叩いた沙良。




太陽は沙良に対して小さい反抗して、私の隣に座った。





可愛いじゃん。

沙良がいなかったら抱きついてた案件だけど…



一応、シャイだからやめとくわ。






太陽は沙良が買ってくれたお酒を開けて早々に「何で別れたの?」と、聞いていた。





「仕事に集中したいって」

「何歳?」

「彼氏は28歳だった」

「社会人何年目だよ」

「太陽もそう思うでしょ!まじアホなんだと思う」

『話を聞けば聞くほどイラッとしてくるもん』





少しずつノリに乗ってきた沙良は太陽に対しても、彼氏の暴言を吐いてて…圧倒されて笑っていた。





「お前強いな」

「強くないとやっていけないでしょ」

『何回聞いてもお腹痛いって』






しかも、最後には「太陽も男だから連帯責任」と言われてて爆笑だった。





「会ったこともないし、やめて」

「無理無理」

「何が無理なんだよ」と、突っ込んでいた。







楽しそうな太陽。

そんな姿を隣で見られて、それだけで幸せだった。





沙良が言う通り、この辛い3ヶ月があったから今が幸せだと感じるんだと思う。