意外と早く帰って来た?とか、思ったかな。
待ってたよ、何て言われたら2人の世界に入っちゃうレベルかもしれない。
沙良には覚悟を持ってもらわないと。
先に部屋に入ると、電気はついてたけど…肝心な太陽がいなかった。
「出かけた?」
と、言って沙良は見るからに残念そうだった。
ベランダにもいないから、煙草ではない。
お風呂にもいないし、どこに行ったのかな。
けど、電気がつけていたからすぐ帰ってくると思う。
『多分帰ってくると思うけど』
「お酒飲んで待ってよう」
というわけで、買って来たお酒を選んで早速乾杯した。
普段は、あまり自分からは飲まないけど、沙良のペースが早くて気づいたら進んでるというやつ。
まぁ明日も休みだし、いっか。
何て、思いながら2杯目に突入しようとしたところで玄関が開く音がした。
「帰ってきた?」と、なぜか小声の沙良。
玄関を覗いたら太陽がいて、帽子を被っていたから表情は読めなかったけど…
「太陽〜!!!!」
と、太陽の数倍のテンションで太陽の前に登場した人。
まじで、天才と呼びたいんだけど…
「うるせぇ」
「会いたかったー!」と、言って抱きついてるし…
まじウケる。
笑いが止まらなくて、腹を抱えていたけど…太陽はウザったそうな表情をしていた。

