男女に友情は存在しない。







私はずっと、この人に会いたかったのかな。




友達として?男として?

それは、今の自分にはわからないけど…




太陽に抱きしめられて、安心している自分がいた。







いつの間にか私は太陽に安心感を覚えて、腕の中で眠りについたらしい。







起きた時に太陽がいて違和感だった。

今日も休みだったらいいのに…





そう願いながらも、今日はがっつり仕事の日だからひと足先にベッドから起きてメイクを始めた。






太陽の寝顔を見て、よく泣いていた。


あの頃が懐かしいけど…それが、たったの1ヶ月前というのが恐ろしい話。






辛すぎて、一年くらい前に感じるのは私だけ?

そんなこともあったね、と笑って話せる時が来るかな。






私の支度が終わってもなかなか起きて来ない太陽。

心配になって、声をかけた。





『太陽、起きなくていいの?』

「起きる」

『もうすぐ梨紗、仕事に行くよ』

「鍵閉めていくから貸して」





と、言うから太陽の言われるがままに合鍵を渡した。






私が仕事に行く直前に起きたと思ったら「ベランダある?」と言われたから指を差しをして教えたら煙草を吸っていた。





やめてなかったんだ。

一度吸ったらやめるのに時間がかかるって言うしね。







けど、こればっかりは太陽次第だから何も言えない。

太陽の煙草が終わった頃に、私は一足先に家を出た。






出勤中は、自然と太陽のことを考えてたけど…前ほどの苦しさはなくて気持ちが楽だった。





今日の議題は

いつから太陽のことを好きになったんだろうって事。






あの一件があって私は心を奪われていたのかな。





この人は好きにさせる天才だから…





好きにさせて、付き合うパターンはよく見てきたけど、それが自分になるとはあの頃は想像もしていない。

けどさ、昨日の言い方だと太陽も私のことを好きになったパターンじゃない?




しかも、

私に会いに来たくらいだから…相当好きってこと?






なんか嬉しいかも。