男女に友情は存在しない。






寝る前は少し薄暗かった部屋も今は真っ暗で…でも、電気をつける気にもなれなくてそのままにしていた。





その中、鳴った部屋のチャイム。

鍵だけを開けて待っていると、部屋のドアを開いた。





1ヶ月半ぶりの太陽。





「梨華に聞いて、来た。入っていい?」




『いいよ』とは言ってないけど…私の返事を聞く前に靴を脱いで入ってきた。




何なの、この人。遠慮とかないわけ?

人に見せるような部屋じゃない。






そんな広くないし…同じ部屋にベッドとテーブルがあって…生活するためにある部屋って感じ。

アメリカに行く前は、よく私の一人暮らしの家に来て遊んでいたから、この人も慣れっこなのかもしれない。






むしろ懐かしいかも。




1ヶ月半ぶりだけど…そう感じなかった。

前会うより断然明るそうで、むしろ私の方が暗かった。





寝起きも関係してると思うけど…






『何で来たの』





太陽は私のベッドに座り、私は立っていた。




普通は逆じゃないの?って思うけど…この人に普通を押し付けたら私が負けた気がするからやめることにする。




今の太陽にやばいくらいイライラするけど…冷静に。

そう自分に言い聞かせながら自分を必死に保っていた。