久しぶりに沙良と会えて気分転換になった。
ありがとう、沙良。
帰り道になんとなく『ずっと友達でいてね』と言った。
沙良まで失ったら私はどうなってしまうんだろう。
そう思ったら泣きそうだった。
まだ私は私でいられてないのかも…
「何でそんなこと言うの?ずっとずっとそばにいるよ」と言って沙良は優しく抱きしめられた。
そしたら、予想外に号泣してしまった。
「私が泣かせてるみたいになってるって、梨紗」
『沙良大好き』
「私も大好きだよー!」
沙良が彼氏だったらいいのにな。
今は、そんな不可能なことを求めてしまう。
号泣したのにも関わらず、それでも何があったのか聞かずにただ抱きしめてくれるなんてほんと頭が上がらない。
たぶん、沙良はこれだけで理解しているだろう。
けど、私が話すのを待ってくれている。
本当に頭が上がらない。

