それから私は、クロさんに一晩中抱かれ続けた。苦しくて止めてと懇願しても、クロさんが止まることはなかった。
何度も何度も深い快楽の底に叩き落とされ、意識が飛びそうになるたびに引き戻されては、再び喘ぎ声を上げさせられる。
ようやく解放された頃には、ソファーのカバーも互いの体液でぐしょぐしょに濡れており、私の声もすっかり掠れてしまっていた。
「……っ……」
華はソファーの上で荒く息を吐きながら、ぼんやりと天井を眺めていた。
一方のクロはソファーの下の床に胡坐をかき、膝の上に肘を乗せて気怠げに煙草の煙を吐き出している。
華が痛む身体を押してソファーの上で寝返りを打つと、クロはこちらへ振り向き、じっと見つめてきた。
「……身体、痛ぇか」
淡々とした口調とは裏腹に、どこか気遣うような眼差し。
「……痛いよ、そりゃあ。あんなに激しくされたら。……声だってカスカスだし」
華は静かにそう呟くと、逃げるように再び寝返りを打ち、クロに背を向けた。
「……ねぇ、クロさん」
「あ?」
「……私のこと、ほんとに好きなの?」
できる限り平然を装って尋ねた。けれど、掠れた声はかすかに震えてしまう。
背後から、重い溜息が聞こえた。面倒な女だと呆れられただろうか。
何度も何度も深い快楽の底に叩き落とされ、意識が飛びそうになるたびに引き戻されては、再び喘ぎ声を上げさせられる。
ようやく解放された頃には、ソファーのカバーも互いの体液でぐしょぐしょに濡れており、私の声もすっかり掠れてしまっていた。
「……っ……」
華はソファーの上で荒く息を吐きながら、ぼんやりと天井を眺めていた。
一方のクロはソファーの下の床に胡坐をかき、膝の上に肘を乗せて気怠げに煙草の煙を吐き出している。
華が痛む身体を押してソファーの上で寝返りを打つと、クロはこちらへ振り向き、じっと見つめてきた。
「……身体、痛ぇか」
淡々とした口調とは裏腹に、どこか気遣うような眼差し。
「……痛いよ、そりゃあ。あんなに激しくされたら。……声だってカスカスだし」
華は静かにそう呟くと、逃げるように再び寝返りを打ち、クロに背を向けた。
「……ねぇ、クロさん」
「あ?」
「……私のこと、ほんとに好きなの?」
できる限り平然を装って尋ねた。けれど、掠れた声はかすかに震えてしまう。
背後から、重い溜息が聞こえた。面倒な女だと呆れられただろうか。
