花束は君を守るために



───昼過ぎ

お店は少し落ち着いていた


美咲「彩花」


美咲が小声で近付く


彩花「うん?」

美咲「あの刑事さん、最近来ないね」


胸が少し痛む


彩花「……忙しいんじゃないかな」

美咲「怪我してたから心配だったのに」

彩花「うん……」


彩花は俯いた

(私が避けたから。)

(きっともう来ない。)


その事実が思っていた以上に寂しかった