花束は君を守るために



───翌朝

鏡の前で制服に着替える
私は思わず右腕を見つめた
昨夜掴まれた跡
指の形がそのまま残ったような濃い痣


彩花「……」


長袖を下ろして隠す
見えなければ、大丈夫
そう言い聞かせた