花束は君を守るために



閉店後
蓮はいつものように店の前で待っていた

十分

二十分

出てこない


蓮「……」

裏口へ回る
誰もいない
店員が鍵を閉めて出てきた


美咲「あれ?
刑事さん?」

蓮「彩花は」

美咲「彩花なら、もう帰りましたよ?」

蓮「……いつ」

美咲「十分くらい前です」


蓮は眉をひそめる

(まだ避けられてる。)

足の怪我の時から
もう元に戻ると思っていた
だけどはっきり分かった