花束は君を守るために



蓮「彩花」

彩花「はい」

蓮「誰だ」


突然の質問
私の身体が固まる


彩花「……」


蓮は足を冷やしながら続ける


蓮「腕」


赤く残る掴まれた跡を見る


蓮「これ、自分で付く傷じゃねぇ」


私はすぐに腕を隠した


彩花「……」

蓮「言いたくないなら今はいい」


少し間を置く


蓮「でも」

顔を上げる

蓮「一人で耐えるな」

彩花「……」

蓮「俺がいる」


その言葉に目が潤む