花束は君を守るために



蓮「嘘つけ」


短く言って近づく


蓮「見せろ」


私は俯いたまま首を振る


彩花「平気です」

蓮「平気な奴はそんな歩き方しねぇ」


蓮はしゃがみ込み
彩花の足元を見る
少し腫れ始めている足首
靴についた土
そして
赤くなった腕
蓮の目が鋭くなった


蓮「……誰にやられた」


彩花の肩が小さく震える


彩花「…仕事…で…」


咄嗟に嘘をついた
こんなバレバレな嘘でも
蓮はそれ以上聞かなかった