花束は君を守るために



その姿を
蓮は見ていた
車の中から

拳を握る

蓮「……」

胸が痛かった
彩花は自分を嫌って離れたんじゃない
守ろうとしている

本当なら
今すぐ行って抱きしめたかった
でも
蓮は動かなかった
今、感情で近づいたら
彩花はまた自分を責める
だから
ただ見ていた

涙が止まるまで