花束は君を守るために




蓮の車
花屋から少し離れた場所

エンジンをかける
でも
すぐには出発しなかった
ハンドルに手を置いたまま
何かを考えている


蓮「……」


彩花の顔
無理して笑っていた顔
蓮には分かっていた
あれは拒絶じゃない
助けを求めている顔だ