花束は君を守るために



彩花「私……」


私は言葉を探す
本当は言いたい
怖いこと
直樹のこと
蓮さんに助けてほしいこと

でも
言えない


彩花「蓮さんまで傷ついたから」


蓮の表情が少し変わる


蓮「……」

彩花「私が関わったからです」

蓮「違う」


すぐ返ってくる


彩花「違わないです」


声が震えたのが自分でもわかった