花束は君を守るために



額から血が流れる
私はバッグからハンカチを取り出し
震える手で傷口を押さえる

深呼吸して


彩花「押さえてください
血が……」


蓮は彩花を見る
すると彩花は人影が逃げた方を
不安そうに見ていた


蓮「このくらい平気だ」

彩花「病院行きます!」

蓮「大げさ——」

彩花「行きます!」


初めて少し強く言う
蓮も少し驚く


蓮「……分かったよ」