花束は君を守るために



───店へ戻る途中

信号待ち
蓮が何気なく口を開く


蓮「昨日」

彩花の肩がぴくっと動く


蓮「何かあったか」

彩花「……」

蓮「店で
帰り道
家、何でもいい」


私は俯いた

(言わなきゃ。)

写真のこと
店長のこと
全部

でも
店長の姿が浮かぶ

(また誰か傷ついたら……。)