花束は君を守るために



───定食屋を出る頃には
空はすっかり暗くなっていた


彩花「ごちそうさまでした!」


私が頭を下げると
蓮はポケットから
財布をしまいながら言った


蓮「ちゃんと半分以上食ったな」

彩花「美味しかったので!」

蓮「そうか」

私はくすっと笑った
その笑顔を見て、
蓮は少しだけ安心したように息を吐く


蓮「送る」

彩花「ありがとうございます」