花束は君を守るために



直樹はゆっくり近づいてくる。


直樹「電話、何回したと思ってんだ」

彩花「……。」

直樹「なんで無視すんの?」


私は無意識に足が一歩下がっていた


彩花「…もう話すことないから」

直樹「は?」


直樹の表情が一瞬で変わる。


直樹「話すことない?
お前、本気で言ってんのか?」


声が大きくなり
店の前に響く怒鳴り声。

私は思わず肩を震わせた。