花束は君を守るために



彩花は驚いたように蓮を見る


彩花「……だから花屋に」

蓮「理由をつけて何度も行った
花を買う用事なんか
そんなになかった」


蓮は照れくさそうに笑う


蓮「お前の顔を見たかった」


彩花は目を丸くする


蓮「最初は
ちゃんと笑えるようになればいい
そう思ってた
でも気づいたら
お前が笑うと嬉しくて
泣くと胸が苦しくて
危ない目に遭えば
誰より先に助けたいと思ってた」