花束は君を守るために


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事件から三週間後

午前十時

病室の窓から初夏の
柔らかな陽射しが差し込んでいた

蓮は荷物を鞄に詰めていた

彩花はベッドに腰掛けながら
ゆっくりと病衣の袖を整える

腹部の傷はまだ痛む
でも歩けるようにはなった

医師がカルテを持って
病室へ入ってくる


医師「おはようございます
今日で退院ですね」


彩花は嬉しそうに笑った


彩花「はい
ありがとうございます」


医師も微笑み返す


医師「傷の経過は順調です
抜糸も終わりました
血液検査も問題ありません」


彩花はホッと息をついた
その時、蓮と目が合い微笑み合った
ようやく帰れる