─── 取調室 静かな部屋 机を挟んで直樹が座っていた 手錠はつけられ 俯いたまま一度も顔を上げない ドアが開く 蓮が入ってきた 表情はいつもと変わらない 椅子を引き、静かに腰を下ろす 机の上には事件の写真や調書 そして、病院から届いた診断書の写し 蓮は一枚ずつ目を通し 最後に診断書を閉じた 蓮「始める」 低い声だった