花束は君を守るために



───三時間後

時計は午後二時を回っていた

店長と美咲が病院へ駆けつける


店長「神崎刑事!」


店長はなんとか体を動かしていた


店長「彩花は……!」


蓮は立ち上がる


蓮「まだ手術中です」


美咲は口元を押さえた


美咲「そんな……」


店長は壁へ手をつく


店長「俺が……
鍵なんか頼まなければ……」


蓮は静かに首を横へ振る


蓮「違います
誰のせいでもありません」


少し間を置く


蓮「悪いのは直樹です」


その一言だけだった