花束は君を守るために



蓮の胸が嫌な音を立てる

蓮の表情が凍りつく


蓮「……おい」


その瞬間
彩花が座っている床が
赤く染ってることに気づいた

蓮は一気に駆け寄る


「確保だ!!」


その場に立ち尽くす直樹を
他の刑事が確保した
でも蓮はそんなもの目にもいれず
彩花だけを見ていた


蓮「彩花!」


座り込む彩花の肩へそっと手を添え
体を支える

彩花はゆっくり目を開けた


彩花「……れん、さん」


かすれた声だった


蓮「悪ぃ…
間に合わなかった…」


蓮は震える手で傷の様子を確認する

出血している
呼吸はある